営業職は、企業の売上や利益を担い、社内からの評価が可視化されやすい環境であることで’’企業の花形’’と呼ばれ人気が高い職種です。
しかし中には、営業に苦手意識を感じており、本当に自分に向いている職種かどうかわからないと悩んでいる40代もいるのではないでしょうか。
営業が向いていないのではと感じている方、すでに転職を考えている方に、是非ご覧いただきたい内容となっています。
本記事では、「40代で営業に向いていない人」の特徴と「営業の乗り越え方」を解説します。
営業に向いていない人の6つの特徴
自信がない人
- 必要以上に周囲の目を気にしてしまいます。自分に自信がないため、意見や思いを突き通すことができず「周りから指摘されたら、どうしよう」と思い悩んでしまう。
- ある失敗をすると’’自信を失うような行動’’をとる傾向がある。
- 他人の期待に応えるための行動を取り続け消耗している。
- 劣等感を持っている。
- いらいらしている、情緒が不安定。
- 他人に自分を印象づけようとする行動をとる。
他人と比べる人
- 他人と優劣をつけたい
- 常にかまってほしい
- 自分の立ち位置を確認したい(ポジティブな面もある)
- 比べることで安心したい
- 嫉妬心が高い
- 他人を否定する
他人の評価を気にする人
- 好かれようとしてる
- 良く見られたい
- 他人から批判されるのではないかと怖い
- 自分に自信がない
- 自分の意見や思いを突き通すことができない
- 必要以上に周囲の目を気にしてしまう
服装・外見に気を使わない人
- 人は外見で性格や能力を判断することを知らない
- 成功をイメージできていない
- 自己投資に関心がない
- 周りに気遣いができていない
- 表情や姿勢、清潔感といった雰囲気なども悪い
- 人に興味がない
人間関係にストレスを感じやすい人
- 感情を抑えがち
- 常に時間に追われている
- 人の目を気にし過ぎる
- 頼まれたら断れない
- 人に嫌われたくない
- 受動的で自己犠牲的な性格
ネガティブな人
- まず否定から入りやすい
- 失敗を引きづりやすい
- 思い込みが激しく、物事を大げさに捉えてしまう
- すぐに諦めたり、投げだりたりする
- 自己肯定感が低い
- 失敗することを恐れている
【解決策①】営業の乗り越え方
できる人の真似をする
できる人は、雰囲気・外見・態度・振舞い方・言葉使い・考え方・行動量・勉強量などが人と違います。
- 柔軟な思考(他人の意見をフラットな感覚で聞く)
- やるべき仕事に優先順位をつける
- 仕事がめちゃくちゃ早い
- 仕事を部下に信用して任せる(責任は自分がとる)
- やらなくていい仕事はしない
- 失敗を恐れず、とにかく2割の完成度でもとくかくやる
自分の特性と今の営業スタイルを客観的に分析する
自分の特性
自分の特性とは、’’その人が持っている、特性や能力、特質’’を言います。
- 顧客に丁寧に接することできる/できない
- 信頼を獲得するのが得意/不得意
- 人当たりの良い/悪い
- 親切/無関心
- 冷静/焦る
- 何事にも動じず素早く対応できる/バタバタしてしまう
- メンタルが強い/弱い
- 外交的な性格/内向的
- 初対面の人とも気軽に話せる/話せない
- 物事をポジティブに考えることができる/ネガティブ
今の営業スタイルは、どっち?
私の同僚でも、アウトサイドセールスには、向いていないけど、インバウンドセールスに向いている人がいます。営業の仕事が合っていないのではなく、自分の特性と営業スタイルが合っていないだけかもしれません。
- アウトサイドセールス
自分から積極的に働きかけて新規見込み客を獲得しようとする営業スタイルで、主に「飛び込み営業」や「自身でテレアポをした後に訪問する営業」がアウトサイドセールスの代表例です。
アウトサイドセールスに向いている人
- 何事にも動じず素早く対応できる人
- 全く知らない人と交流することができる人
- 外交的な性格の人
- チャレンジ精神が旺盛な人
- メンタルが強い人
- インバウンドセールス
顧客からの働きかけに応じて商品の説明・販売などを行う営業スタイルで、資料請求の対応やコールセンターでの取次・説明・販売業務、メール・電話対応など社内で行う営業です。
インバウンドセールスに向いている人
- 顧客に丁寧に接することできる人
- 信頼を獲得するのが得意な人
- 人当たりの良い人
- 親切な人
- 冷静な人
素直に信頼できる上司や同僚や相談してみる
営業は孤独な仕事でもあり、一人では解決できないことも当然あります。
信頼関係ができている上司や同僚に「今の悩み」を素直に相談することが、悩みの解決に繋がるケースがあります。
人間関係や仕事のやり方など色々な悩みがメンタルに影響するケースが多いので早めに相談してください。
【解決策②】どうしても’’営業がつらい’’と感じたら…
転職する
自分の特性が営業に合っていない場合、無理に営業をする必要はありません。
転職サイトやハローワークで求人企業を見つけることもできますが、【転職エージェント】に登録すると希望に沿った’’求人企業’’を担当者が効率よく見つけてくれます。
また、転職を具体的に検討していなくても転職エージェントに登録し、求人情報を閲覧したり、紹介してもらうことは可能ですので気軽に利用してください。
まとめ:自分の特性を見極める
営業という仕事は、自分の特性によって合う合わないが顕著に出る職種なのかもしれません。
いかに’’自分の特性’’を客観的に見極めることで、自分に合っているかどうか判断ができます。
営業が合っている場合は、できる人のまねをしたり、信頼できる上司・同僚に相談し改善策を講じることができます。
反対に営業が合っていない場合は、転職という改善策を講じる必要があります。
今一度、自分の特性が今の環境(営業)に合っているどうか、チェックしてみてください!